怪我をした時冷やすのと温めるのどっちがいいの?
怪我をした時に冷やした方がいいとか温めた方がいいとかどっちが本当に効果あるの?という質問をよく受けます。
1.どんな時に冷やす
2.どんな時に温める
3.冷湿布と温湿布の使い分けについて
4.痛いけど運動したい、そんな時どうしたらいいの?
1.どんな時に冷やす
痛みが出て48〜72時間は炎症(熱感)や腫れが続くため痛めた所をしっかり冷やしましょう。
心臓の拍動と同じタイミングでズキズキ痛む時や痛めた所を触って熱くなっている時は必ず冷やしましょう。
冷やす時間や15〜20分が目安となります。
1日に2〜5回繰り返すことが理想です。
続けて冷やす時は、15〜20分冷やしたら40分程冷やすのを辞めます。
冷やしたところが他のところと同じくらいの温度になったのを確認してから再度冷やしましょう。
2.どんな時に温める
怪我をしてから腫れや熱感が収まってから温めましょう。
温めるタイミングを簡単にチェックするためにはお風呂に入ることがオススメです。
お風呂に入って体を温めた時に痛みが改善されるのであれば積極的に温めてください。
※お風呂に入ったら逆に痛みが出てきたという方は、痛みのあるところだけピンポイントで冷やしてあげてください。
お風呂に入って痛みが良くなった方は、筋肉や関節、靭帯が怪我により組織が硬くなってしまい痛みが出ている状態なのでサポーターなどで温めるのも効果的です。
3.冷湿布と温湿布の使い分け
冷湿布と温湿布って何が違うの?
冷湿布はメンソレータムの成分が含まれておりスースーと冷たく感じます。
温湿布はカプサイシンという成分が含まれており
ヒリヒリと温かく感じます。
両者とも鎮痛・抗炎症効果の成分を含みますが冷却や保温の効果はないとされています。
つまり、冷湿布でも温湿布でも効果は鎮痛・抗炎症を目的とする効果がメインで冷やしたり温めたりする効果はほとんどありませんが寝る時など鎮痛効果を得るために湿布を貼ることは効果的です。
4. 痛いけど運動したい、そんな時どうしたらいいの?
基本的には痛みがある時は無理をせず安静をとります。
無理をすれば炎症が慢性化し治りにくくなります。
どうしてもやらなければならない場合、まだ熱感があったり腫れがある場合は運動の前後に冷やしましょう。
温めて良くなる場合は運動の前後に入念にストレッチすることをお勧めします。
治療を継続しながら運動することも可能ですが、リハビリや運動レベルは怪我の状態にもよって様々ですので、埼玉リオ接骨院にご来院しスタッフにご相談ください。