こんにちは。
埼玉リオ接骨院、院長の萩原です。
今回は指関節捻挫(突き指)の処置についてお話ししたいと思います。
Q.突き指をした時に無理に引っ張ると治りが遅くなる?
A.突き指は引っ張っても治りません。逆に損傷している靭帯や筋肉をさらに伸ばしてしまい悪化させてしまうこともあります。詳しくは下に書いてあります。
突き指とは、指をぶつけたり捻られたりし関節が許容範囲を超えて靭帯や筋肉に傷がついてしまうものをいいます。
スポーツでも多いのが、バスケットはバレーボールなど球技スポーツに多く発生します。
日常生活でも指先から壁にぶつけてしまったり、布団などに巻き込まれ無理やり引き抜こうと捻ってしまった時に起こります。
突き指と聞くとほっておけばすぐ治ると思っている方が多いと思います。
『症状』
1.腫れ(左右の手で確認すると分かりやすい)
2.可動域制限(指の曲げ伸ばしがしにくくなる)
3.圧痛(傷めた所を押すと痛い)
4.内出血(靭帯や筋肉を傷めた際に中で出血する)
『処置』
1.腫れの管理(超音波、電気治療を使って腫れの管理をする)
2.関節の調整(突き指をした際に少しずれてしまった関節の調整)
『リハビリ』
突き指をした際に1番問題視されている曲げ伸ばし。
1.曲げ伸ばしの訓練(特殊な電気を使いながらさらに曲げ伸ばししやすくする)
自分で曲げ伸ばしするよりも電気を使うことにより痛みを感じにくくより曲げ伸ばしがしやすくなる。
以前、治療に来ていた方で、突き指をしてそのまま1ヶ月治療せずに放っておいたため指が曲げにくくなってしまったと相談を受けましたが、電気を使ってリハビリしたところ曲げ伸ばしがスムーズになった方もいらっしゃいました。
このブログを読んだ方は1ヶ月も放置せずに、早めの受診をお勧めします。
早期治療することにより、治り方にも差が出てきます。
日常生活やスポーツをしていて起きてしまったケガについて、埼玉リオ接骨院ではいつでもご相談お待ちしております。