上腕骨骨折
上腕骨とは肩から肘までの骨のことを言います。
上腕骨の骨折といっても上部、骨幹部(真ん中)、下部と大きく分けられます。
今回は、肩関節に近い上部の骨折についてです。
肩関節を構成するため、関節包に覆われている部分と覆われていない部分の骨折があります。
多くは手をついたり、直接ぶつけたりすることで負傷します。
手を付いたりした場合に少年期や老人に多い骨折です。
直接ぶつけたりした場合は青壮年でも起こります。
[症状]
・関節内出血
・疼痛、自発痛、限局性圧痛
・上肢の運動制限
・転位、変形
[合併症]
・肩関節の脱臼
・血管損傷
・神経症状
・機能障害
[治療方法]
・整復後3〜8週間の固定(再転移を防ぐ)
・3〜6週で等尺性運動(関節が動かないように筋肉だけ動かす)
・骨がくっつき固定が取れてから自動運動(自分の筋力だけで動かす)をして可動域を徐々に増やしていく
・電気治療や手技療法で関節まわりの固まった筋肉をほぐしていく
・徐々に運動療法を増やし自分で動かせる範囲を増やしていく
埼玉リオ接骨院では骨折後のリハビリも行っております。
一人ではなかなか出来なかったりどこまでやっていたかわからないなどありましたらご相談ください。