鎖骨骨折
鎖骨とは首のすぐ下の胸の上前面にある皮膚から触れやすい骨で左右対称のS字型をした骨です。この鎖骨が折れる骨折は、全骨折中約10%を占めるほど多い骨折のひとつです。
鎖骨骨折はどの年代にも多く、ほとんどが転倒の際に手をついた時や肩を打って受傷する。
大人になると整復位を維持のが難しく、変形して治ったりすることがあります。
大人の場合、骨折した時に骨が粉砕されてしまい保存療法(手術をしない治療)が難しい場合もあります。
治る過程で神経障害を発生する場合もあります。
[症状]
腫れや変形、骨折した部分の圧痛、皮下出血、上肢運動の制限などがあります。
[固定]
・包帯を使った8字固定
・専用の鎖骨バンドで固定をしていきます。
[治療方法]
・整復後10日間は骨折部の安静を保ち、再転移しないように注意する。
・電気治療にて骨折部分を早期回復させる。
・骨折部が安定してきたら肩や肩甲骨周囲の動かしなどの運動療法を徐々に始める。
・約4〜6週間で骨癒合が得られるため、肩関節を動かして可動域を大きくしていく。
・大人では粉砕骨折と言われる骨折した際に骨の破片がいくつも出てしまい手術の適応になることもあります。
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